今夜、列車は走る
アルゼンチンから、瑞々しい感性に満ち満ちた映画がやって来ます。
今夜、列車は走る
原題は、PROXIMA SALIDA、次の出口と言う意味。
ARGENTINAからイメージするもの、思い浮かぶもの、あなただったら何でしょう。
TANGO、サッカー、マラドーナ、BUNOS AIRES、最近はワインも有名ですね。
この作品の画面の隅々から感じられる、アルゼンチンの姿、現実の生活を垣間見られる事。もうそれだけで、私には驚きとか発見がありました。
鉄道の民営化によって6万人もが失業した90年代のアルゼンチンの小さな町が舞台なのですが、追い詰められる厳しい現実、生活、不条理。閉塞感と将来の見えない日々は、ある種、21世紀の今日、株価は下がり続け、終身雇用の神話などとっくに崩れて久しい、我々の置かれた状況と重なる部分もあるのではないでしょうか。
でも、どんな時にも愛は有る。恋愛も、家族や友人を想う愛も。
そして何より、終わりの無いトンネルなど、有り得ない。
「次の出口/PROXIMA SALIDA」を見つけて、そこに向かって力強く駆けて行くのが、人間の本質ではないでしょうか。
昨日、この作品の監督、NICHOLAS TUOZZO氏が来日しての記者会見が、アルゼンチン大使公邸で開かれました。
1970年生まれの若い監督(右から二番目の方)は、温かく大きな人。インテリジェンスに満ちて、柔軟で広い視野を持つ、楽しい方でした。
印象的なオープニングのシーンから始まって、色んなシーンが思い出され、そうかこの人があれを創ったのね!としみじみ感激。
私の番組やBLOGを通じて、ごくごく普通の、HOLLYWOODの娯楽大作なんかを観に行く皆さんにこそ、先入観無くこの“今夜、列車は走る”を観に行ってもらいたいと思っていますと監督さんにも伝えました。
テーマは気軽ではなくても、世界の幾つもの映画祭でも絶賛された完成度の高いこの作品を、是非ご覧頂きたいです。
新鮮です!アルゼンチンの映画。
4月12日から、渋谷のユーロスペ-スで限定ロードショーなので、www.eurospace.co.jpでチェックなさってみてね。
昨晩は、アルゼンチンワインのDEGUSTACIONもありました。
CRISTOBALって、コロンブスの事。だから、1492って。
この赤も、白も美味しかった☆