今年のカンヌ映画祭グランプリ作を観て来ました
2006年カンヌ映画祭のパルムドールを受賞したのは、イギリスのケン・ローチ監督の作品。
THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY “麦の穂を揺らす風”
1920年のアイルランド。
イギリス支配からの独立を求める戦いに身を投じていった青年たちの物語です。
イギリスではこれが反英国的だと物議を醸した作品であると言うのも、観てわかりました。
愛する者たちが引き裂かれていく戦い。それはいつの時代にも在って、そしてとても悲しく、やりきれないもの。
IRAの問題は、皆さんもご存知だと思います。アイルランドは何故こうなったのか、どんな事があったのか。
数百年前にさかのぼらずとも、20世紀の初頭にこんな事があったのかと辛い気持ちになりました。
共通の敵のために纏まる人々が、やがてその敵を追放した後には、内戦として敵対するようになる。
・・・今も世界のどこかで同様のことが起きているのではないでしょうか。
カンヌでは10分間のスタンディングオべーションが続き、審査員全員一致でパルムドールに選ばれたそう。
ケン・ローチ監督の作品は、少し前に“明日へのチケット”と言う映画で、アッバス・キアロスタミ、エルマンノ・オルミ監督との3部作で観て来たのも記憶に新しいところで、なるほど、脚本家も同じ、何かしら共通するところを感じることが出来た気がします。テーマも時代も全く異なるけれど。
試写後、表参道のヘアサロンでトリートメント。
明日から連夜詰まっているディナーやパーティーに向けて、しっとりヘアの準備。
なんだか急に寒くなりましたね。
明日は雨上がってくれてるといいのだけど。